日本は世界有数の地震大国であり、近い将来に大地震が発生する
可能性は高いといわれています。
そのためにも、一刻も早い備えが必要です。
しかし、地震を単に恐れるのではなく、過去の教訓を活かして、
しっかり対策を立てることが被害低減への第一歩となります。
地震の被害を最小限にするには、防災グッズなどを準備しておくほかに、
住まいの耐震性を向上させることが重要です。
あなたの街にある耐震性が低い古い建物の建替えや耐震補強が
進むと、もし大地震が発生しても、全壊する建物の棟数や死者の数が
大幅に減るといわれています。
建物についての基準は、過去の地震を教訓に見直されてきました。
「耐震基準」は、1978年の宮城県沖地震をきっかけに見直され、
1981年に大きく改正されました。
その1981年以前を「旧耐震基準」、それ以降を「新耐震基準」としています。
その後、1995年に兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災)を機に基準の
再改正があり、現在(2017年2月時点)の耐震基準となったのは2000年です。
このことから、住まいを建てた当時と現在では耐震基準が異なっている
ことがあります。新耐震基準でも1981年~2000年の間に建てられた建物は
耐震性に幅があることや、現在の耐震基準に適合していない建物もあると
言われています。
また上記以外にも、住まいの強さを左右する要素として、窓やドアなどの
開口部も大きく関わっています。開口部が大きいと、壁の量が少ないため
地震時には建物が変形して倒壊する危険性があります。
開口部は“耐震上の弱点”となってしまうのです。
あなたの住まいの耐震性を知るには、耐震診断士が行う耐震診断のほか、
冒頭のセルフチェックで住まいの耐震性を簡単にイメージすることもできます。
まずは我が家の耐震性を知ることから始めましょう。
耐震上弱点とされる窓の耐震補強として、一般的に、住まいの強さを優先して壁の量を増やし、その結果、窓をなくしたり、
窓のサイズを小さくしたりすることが多くありました。
耐震性を優先した結果とはいえ...住まいから窓がなくなってしまうと、日当たりが悪くなって昼間から照明をつけることになったり、
風の通りが悪くなることで扇風機やエアコンの使用時間が増えるなど、暮らしの面ではなんだかちょっと残念なことも。
地震に強い家にリフォームしても快適な暮らしを彩る窓をなくさずに、安心・ 安全な暮らしを両立できないか、考えました。
そこでYKK APは、窓を活かした耐震補強フレーム「フレームプラス」を開発しました。
更に、従来の耐震補強は、工期が長く、室内工事が多いため家具の移動など何かと大変で、施工中の人の出入りもストレス。
住み替えの必要がある場合も少なくありません。
そこでYKK APは、住む人のことも考えました。「フレームプラス」なら、外から取付けるので室内施工の負担は最低限。
施工中も暮らしはそのままです。「フレームプラスG2」なら、最短2日のスピード施工です。
窓を活かした 「フレームプラス」で補強!
窓を減らさず安心なお家にするなら、「フレームプラス」!
また、フレームプラスの設計・施工は、YKK APの技術認定講習会を修了した認定設計者および認定施工管理者が行いますので、
安心していただけます。
兵庫県 築年数約20年
宮城県 築年数約50年
東日本大震災を機に、耐震リフォームを考えました。
築年数は約50 年経過しており耐震性に不安をもったため、耐震診断を行ったところ 大規模な地震では倒壊する可能性があることが
わかったので、耐震 リフォームを決意しました。